[あらすじ]
結界の傍まで包囲された武装司書たちは、ハミュッツを先頭に図書館の外へと繰り出した。高い戦闘力を誇る武装司書であるが、物量の前に苦戦する。ハミュッツはまるで死を望むかのように、敵陣に突撃していく。一方、エンリケはノロティの本の記憶を追いながら、カチュアの元にたどり着いた。エンリケはカチュアを倒すためではなく、ただノロティの本をアーキットに読ませるためにやってきた。今回の騒動は、伝染病にアーキットの武装司書に対する憎しみを乗せるのが、カチュアの目論見であった。その憎しみを完璧のものにするため、カチュアはノロティにアーキットの心を開かせた後、武装司書にノロティを殺させた。エンリケは雷で山小屋の結界を壊すと、アーキットにノロティの本を読ませた。アーキットの憎しみが消え、そして人々の武装司書に対する憎しみも消え、戦闘は終了した・・・
[感想]
うまく説明できませんが、ノロティに死んでほしくなかったです。アーキットは消えちゃったけど、エンリケはこれからどうするのかなあ。ノロティの世界の住人がたくさんいるような気がします。ノロティはバカっぽく見えるけど、いろいろなものを背負って生きてたんだなと思いました。僕ももう少し強く生きなきゃダメかもしれない・・・
どうでもいいですが、子供の頃のノロティがかわいかったです。
[今日の一枚]
エンリケ「お前に届けにきた」
エンリケ「空を愛おしく思うようにすべてを愛し、海に心を開くようにすべてを受け入れ」
エンリケ「風に瞳を閉じるようにすべてを感じようとした」
エンリケ「憎むものも、嫌うものも、奪うものも、土塊も、春風も、薄汚れた猫も、飛べない鳥も同じように愛した」
エンリケ「すべてが自分のものだから」
エンリケ「それがあいつの国だ。俺とお前はそんなあいつの国の住民だったんだ」
エンリケ「それでもまだ憎むか。まだ殺すことを願うか」
アーキット「最悪だ。俺から憎しみを取ったら、何も残らないのに。もう憎めなくなっちまった」
・・・・
エンリケ「俺からノロティを取ったら何も残らない。最悪だ」
個人的には釘宮の名演技だったと思います。
「俺からアニメを取ったら何も残らない。最悪だ」