[あらすじ]
二泊の予定で実家に戻ることになった村雨は、駅のホームで風間に『夜にまた連絡する』と電話をするが、宿泊予定の親戚宅がボヤで泊まれなくなり、山奥の寺に泊まることになる。当然、圏外なので風間に連絡が取れない。翌日になっても村雨から電話がこないので、風間は不機嫌に・・・。一方、村雨もいつも携帯を見るが、圏外のままだった。そして、村雨は、川遊びをしていて川に落ちた男の子を助けるため、川に飛び込む。携帯は濡れて使えなくなった。村雨は、電話を借りて電話をかけるが、知らない番号のため風間は着信拒否。夏祭りに出かけた村雨だが、風間のことで頭がいっぱいで、ぼんやりしていた。祭りに行っている間に、縁側に放置していた村雨の携帯は、乾いて復帰、しかも、親戚宅なので圏内状態。待ちきれなくなった風間が電話をかけてきて、村雨はやっと話すことができた。特に話したいことはなかったが、村雨は風間の声が聞けてうれしかった・・・
[感想]
いつもべったりの村雨と風間が離ればなれになる話。携帯が圏外→水中に落とすという流れで、二人のイライラを高めています。これまで、村雨の片思いのような感じがでていましたが、最終回にして、どうみても両想いです。そういう意味では、よい最終回でした。レギュラーの女子部の面子を外したのもよかったと思います。
全体を振り返ると、前半は登場人物紹介+風間が村雨を振り回して、中盤は女子部、後半が夏休みの日常って感じでした。タイトルの「ささめきこと」というのも、意味がイマイチ分かりませんが、全体的に静か(村雨は騒いでいたが)にストーリーが進んでました。以前も書きましたが、キャラの視線による表現も印象的で、セリフではなく、静かな視線で語っていました。
一方、肌の露出が多く男性寄りで、百合アニメなのか、萌えアニメにしたいのか中途半端でした。萌えアニメなら、村雨のニーソも、風間のおっぱいが大きいのもOKですが、百合アニメではNGです。多分・・・