[あらすじ]
土曜の夜、爽子がカレーを作っていると、千鶴から「ラーメンを食べにいこう」と誘われる。友達がいなかった爽子は、両親が見送る中、喜んで出かける。ラーメンを食べ終わると、千鶴は家に上がり込む。このラーメン屋というのは、実は龍の自宅。龍の部屋でダベっていると、手伝いを終えた龍が戻ってくる。千鶴の提案で、風早も呼び出すことに。爽子が携帯をかけると、びっくりする風早であったが、即やってくる。風早の爽子に対する感情を察知したあやねは、風早をからかう。中学時代の風早の写真を見て、爽子は喜ぶ。お開きとなり、コンビニに寄って帰るという爽子に、風早が一緒にコンビニに行くと言ってついてくるが、当然、爽子は風早の気持ちには気づかない。一方、龍は、自分の好みのタイプを千鶴に伝えるが、こっちも気づいてない・・・・
[感想]
僕が土曜の夜にラーメンを食べに行っても、面白くもないし、どちらかと言うと悲しい感じですが、このメンバーだと、とても面白いです。ほんと、「君届」はメリハリがあっていいなと思います。ストーリーとしてのメリハリもありますが、登場キャラの感情の起伏も豊かで、飽きさせないものがあります。個性的なキャラたちのごく普通の日常を描くというと、ラノベっぽい感じがしますが、そういうラノベぽさが、取っつきやすい作品になっているかもしれません。やはり、短期で難解なストーリーを、消化するというのはムリであり、単発ネタをキャラに引っ張ってもらうか、「萌え」で誤魔化すか、それが現在のアニメの置かれている状況のような気もします。
ちょっと話がずれましたが、「君届」は、爽子x風早、千鶴x龍、あやねx彼氏と、ネタが尽きそうにない状態。次回が楽しみです!